皆さんお元気ですか。英検の1次試験が間近かに迫ってきましたが、英語の勉強はいかがですか。頑張ってらっしゃいますか。今日は、来週の1/28(日)に行なわれる英検1級1次試験に合格するための対策情報をお送り致します。

 一口に英検1級合格といっても、安定して毎回合格できるレベルと、3回に1回ぐらいは合格できるかもといった不安定なレベルとかなりの力量の違いがあります。スキルUP志向の「英語の7冠突破の英才教育機関」であるアクエアリーズでは前者にフォーカスして、安定した英語力の習得をモットーとしています。そこでASCが提唱しているのが次の方法と目標です。

合格を確実にするには、まず語彙問題とエッセイライティング問題のスコアを足して53点中40点を安定して取れることを目指してください。例えば語彙問題で25点中8割の20点、プラス、ライティングは28点中7割の20点の計40点といった具合です。これは半年ぐらいの集中トレーニングで比較的到達しやすい目標で、短期的努力が最も報われやすいものです。これによって、残りのリーディング問題とリスニング問題の正解率が7割、つまり60点中42点(リーディングで18点、リスニングで24点)であっても大体の合格点である80点を2点上回るスコアで合格することが出来ます。

リーディング問題で18点、リスニング問題で24点を取ることは難しいことでありませんが、ここで重要になってくるのが問題を解く「スピードトレーニング」です。よく語彙問題に15分ぐらいかけている人がいますが、それは論外です。多分削除法でああでもない、こうでもないと考えているうちに時間が経ってしまっているのでしょうが、英検の語彙問題はほとんどがコロケーションで解ける問題なので、語彙の豊富な人なら2〜3分でやって楽に満点が取れるレベルのものです。ですから普段から真面目にボキャビルをして、本番では語彙問題とライティング問題を必ず35分以内に処理できるようにトレーニングしましょう。

よくライティング問題に40分ぐらいかける人がいますが、英検合格という観点から見ればそれは愚の骨頂です。多分凝った作品を作ろうとしたのか、アイデアを考え出すのがむちゃくちゃ遅いのか、いずれにしてもトレーニング不足か要領が悪いかいずれか。ライティング問題は採点者との相性もあって満点を取ることはまれですが、ふつうのまともなエッセイを書いていれば20点を取ることは比較的簡単です。ここで25点を目指して時間をかけて凝った文を書こうとするのではなく、20分ぐらいで20〜22点ぐらいのエッセイを書けるようになることが重要です。英文ライティングは10分100語と頭に叩き込んでください。これはこういった英語の試験の元祖であるETSのTOEFLにしても新しく始まったTOEICのライティング試験でも30分で300語以上書ける能力を重視しているからです。この10分で100語と言うのは英文ライティングという点からは、最低必要なスピードで、国連の試験ではその2倍から3倍のスピードで書くことが要求されます。

このエッセイライティングを10分で100語書けるというのが重要な理由は、それが2次試験合格に必要なスピーキング力と密接に関連しているからです。つまり、1分間に100語書けるということは、英検、TOEFL、TOEICを始めとする様々な英語のスピーキングテストで最低必要なスピーキングスピード100wpmにつながるからです。1次試験のエッセイライティングと2次試験は密接に関連しており、1次試験のこのセクションのスコアと処理スピードが低いと2次試験対策勉強の時に苦労します。ですから英検合格と英語のスキルUPということをホリスティックにとらえて、特にこのライティングセクションのトレーニングに力を入れましょう。