
世俗的な成功・名声へのこだわりがある「超人」に対して、「仙人」は頂点を極めており、その子弟と共に築いた功績(多くの達人を育てている)が歴史に残るような伝説的存在として、世界に名声が鳴り響いているために、もうそれらに対して興味や欲が無く、しかも心はまるで「幼子」のように純粋でクリスタル。「菩薩」の域を超え、悟りを開いた「仏」の域に達した状態。まさに慈悲深く、真の意味で人類に貢献すべく生涯を捧げんとする「仏陀」と呼ばれる存在であり、神の言葉を伝える「宣人(せんにん)」でもある。世界では10本の指に入る神格化された存在であろう。
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ゼロ−線的(リニア)な西洋思想と違って円的(サーキュラー)な東洋思想の循環説では、万物はゼロに始まりゼロに戻る。Satoriを開いて光の中へ(
Into the Light)へと永劫していく魂はいずれなにものかにreincarnateするわけである。
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以上、私の考える「Eigo 道(えいごどう) 」を述べてきましたが、今度は、私の人生の過去、現在、未来と照らし合わせてその求道のプロセスを述べたいと思います。思い起こせば今から約25年前、24歳から25歳への変わり目に英検1級の1次試験合格とバイリンガル放送のスタートが、本格的な英語の勉強のきっかけとなった。中学で英検2級にパスしたことから英語力に自信があったが、特に松本道弘氏の「英語道」に感銘を受け、「英語の達人」つまり、その3段を目指して3年間の半山ごもり状態の時を暮らす。その間、ヒアリングマラソン&シャドウイング3500時間、音読リーディングInput(英字紙、洋雑誌、百科辞典、洋書など)洋書換算で500冊以上読破、英語の全資格検定試験半なめ、発信面では教養ある米国人女性との交際の中で手紙を約1000ページ(1度100ページの手紙を書いたが読んでもらえなかった)書き、また表現力UPのために、日米口語辞典や日米表現辞典を始めとする英語の辞書10冊以上を完全マスターする。
約22年前の27歳の時にASCの前身であるIESを発足し、中学高校、塾、英会話学校の英語教師を対象にした英検1級対策講座、タイム・洋画攻略講座を教え始める。それ以来12年間に渡って、ヒアリングマラソン1万時間、洋画を100本以上ディクテーションし(洋画セミナーを100回以上行う)、リーディングに関しては洋書換算で軽く1200冊以上読破し、英語の辞書関係を20冊以上制覇する。Outputに関しては、その間、ほとんど英語で授業を行うと同時に、英語での特別講演・セミナーも100回以上行い、翻訳コンクールの英日・日英部門で入賞し、官公庁や企業のパンフレット日英翻訳を数十以上こなし、「英検1級合格対策本」を始めとする英語教育図書も10冊以上執筆する。
39歳の時に初めて米国大学院に留学して以来3年間で、参考文献を洋書換算で300冊以上読んで、1000ページ近くのペーパーを書いている。またアシスタントティーチャーとして、米国の大学で1年間異文化コミュニケーションやパブリックスピーキングなどを指導しており、その間、毎回100人近くの生徒のペーパー(1学期に約20〜30ページ)を添削&採点している。43歳のときに2度目の大学院留学を経て帰国した時に、ようやく「達人の域」が見え始めた。
帰国後は資格3冠〜5冠(英検1級、TOEIC960点、通訳ガイド試験、通検2級、工業英検1級)突破や世界情勢セミナーなど、「英語の達人養成講座」や欧米の通信講座大学院の論文指導にも力を入れ、50歳(fifty
years young)になるまでに、英検1級合格者は通信教育受講者も含めるとゆうに1000人以上輩出し、最難関のTOEIC満点突破者や工業英検1級合格者を始めとする資格3〜5冠突破者を、通学生・通信生を合わせて通算100名以上育成している。また著作のほうも他社出版(25冊:ベストセラー23冊のうち5冊は世界5カ国で翻訳されている)、自費出版を合わせて100冊以上出版し、各種通信講座も充実してきた。そして今、”multicultural & transagenderace”な「アンドロジェニー」と”MO”の成就とともに、「超人」が見えてきた。おそらく完全に「進化」を遂げ始めるのは3年後ぐらいからであろう。
私は人生において「100年計画(石の上にも100年)」を立てており、歴史に残るような「Eigo
道(えいごどう) 」の教育機関樹立のプロジェクトを、25年、つまり4分の1世紀ごとのスパンで考えている。故にその折り返し地点である50年経った75歳の時に、「仙人」への変貌の兆しが現れるかもしれない。しかし、その真価[神化]を発揮できるのは、その25年後、つまり100歳を迎えた時からであろう。
最後に、今まで私とASCを支えてくれた、アクエアリーズのディレクターである木澤晴美氏を始めとするスタッフ一同、脇山和美氏を始めとするベレ出版社のスタッフの皆さん、「Eigo
道(えいごどう)」哲学確立の礎となった松本道弘先生、そしてIchy
Uedaの著書を読んでくださる読者の皆さん、ASCで研鑽を積まれてきた生徒の皆さんに、心からの感謝の気持ちを込め、我々の輝かしい未来に向かって、私の人生哲学を表す言葉を送ります。
Let’s enjoy the process!(陽は必ず昇る!) My
Best Wishes Ichy Ueda with light & love
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