難しいものとしては、省略、倒置、挿入、複合関係代名詞、比較強調、分詞構文などが挙げられますが、英語の文法の基礎を身につけ、また文脈から判断して行くようにしましょう。
例題4. S + V+C+O(倒置)に注意しろ!
目的語が長い場合に英文のリズム・スタイルをよくするために、S + V+O+CをS + V+C+Oのように倒置しますが、こういった目的語倒置のパターンに慣れて下さい。
〜のように挿入したりするので慣れて下さい。でないとリーディング問題ならまだしも、リスニング問題になるとお手上げになってしまいますよ。
日本語と英語では言語体系も発想も違うのに、よく直訳して堅いぎこちない訳のままにする人がいますが、おそらくそういう人は一つには品詞に忠実に和訳している人でしょう。たとえば
a compulsive smoker を、「やむにやまれぬスモーカー」と訳す人はいないでしょう。やっぱり自然な日本語訳にして 「煙草を吸わずにはいられない人」と訳すはずで、このように和訳する場合、品詞にこだわらず自然な日本語訳にするのがポイントです。」
それでは、皆さん、腕試しに次の問題にトライしてください。
さて皆さんいかかでしたか。次回は最終回の英日翻訳講座第2回目となります。
Let’s
enjoy the process! (陽は必ず昇る!)
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