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新傾向で大幅にバージョンUPした自由英作文問題は、配点は10点から28点へと増え、それに伴い、語数指定も100語から200語に増えています。この自由英作問題で高得点を取ることこそが、
英検1級合格への最短距離であると言えます。そこでこのセクションでは高得点取得のためのこつを伝授致しましょう。まずこの問題の指示文を見てみるとは次のようになっています。
1.
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問題に書かれたキーワードを少なくとも3つ用い出題されたトピックについて書く |
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(Write an essay on the given TOPIC covering at least three of the
POINTS.) |
2.
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イントロ、結論を含め三つ以上のパラグラフで書くこと |
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(Structure: three or more paragraphs, including an introduction
and conclusion) |
パラグラフの指定は3つ以上となっていますが、高得点を狙う人は、4つかできれば5つ書いて欲しいものです。というのはイントロ、結論部がそれぞれ
30 語づつで、ボディが2〜3パラグラフでそれぞれ50 〜 60語で、全体で210〜 240 語が目安として書くのが理想だからです。では次に英作文のTOPICを見てみましょう。
TOPIC
The Advantages and/or Disadvantages of Studying Abroad
and/orとなっているので、”studying abroad”のメリットかディメリットのどちらかだけを書いてもいいし、またそのプラス面とマイナス面の両方を書くのもいいですが、その場合はそれぞれ2つずつ書いてバランスを取るのがベターです。しかし、advantageかdisadvantageのどちらか一つに絞った方が書きやすくなるでしょう。さて次に、以下のキーアイディアを3つ使って英作文を書くことになります。
POINTS
■Homesickness ■Career prospects ■Independence ■Language barrier
■International understanding ■Culture shock
一見、難しい問題のように見えますが、実は非常に簡単で、次のように書くべきポイントが記されています。つまり
(1) Homesickness を乗り越えてIndependenceになる。
(2) Language barrier やCulture shockを乗り越えることがInternational
understandingにつながる
(3)Career prospects は1つのポイントになります。
の3点で論を進めることができるわけです。
それでは今度は実際に、“The advantages of studying
abroad”のトピックで書いた生徒の英作文の添削を通じてその攻略法について述べていくことにしましょう。まずはイントロダクションから見ていきましょう。
The
advantages of studying abroad |
解答例
I think that the advantages of studying abroad outweigh the disadvantages
of it. There are three reasons for it. |
Topic が “The advantages of studying abroad”なので、留学のメリットを述べるだけでいいのに、いきなりoutweigh
the disadvantagesになっていて、これはトピックからそれています。また、three
reasonsも”outweigh”の理由となってしまうのでそれてしまいます。実際の試験では20〜30分ぐらいしかこの問題に割けないので、アクエアリーズの学長、Ichy
Ueda著の「コンピュータ版TOEFL TEST ライティング(アスカ出版)」でいくつか紹介しているような、イントロダクションでよく使われているパターンを使えば簡単に作れて、時間も大幅に短縮できます。
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