IELTS受験者だけでなく,TOEFLや英検1級のエッセイ&スピーキングのスコアアップを目指す受験者にもお勧め!

IELTS スピーキング・ライティング完全攻略

IELTS スピーキング・ライティング完全攻略
著者植田 一三(監修)
田岡千明,小谷延良著,上田敏子(編著)
定価2,400 + 税
出版アスク出版
ISBN ISBN-10: 486639045X
ISBN-13: 978-4866390451
発売日 2016/09/30

本書のスコアアップ6大戦略

  1. 1.パラフレーズ力強化で表現力アップ!
  2. 2.頻出分野&トピックで効率アップ!
  3. 3.必勝攻略ポイントで得点力アップ!
  4. 4.重要キー・アイデア集で話題力アップ!
  5. 5.必勝フォーマットで解答力アップ!
  6. 6.豊富な実践問題で実力アップ!

プロローグ

私は英語指導歴33年に渡って、英検を始めとし、TOEFL、IELTS、TOEIC(SW)、通訳案内士、国連英検、工業英検、ケンブリッジ英検、GREなどあらゆる英語検定試験の対策指導を行ってきましたが、英語の検定試験の中で、「読み、書き、聞く、話す」の最もバランスの取れた試験はIELTSだと思います。1次試験にパスしないとスピーキングテストを受けられない日本の英語検定試験と違って、TOEFL iBT同様、必ず同時にスピーキング問題を解かねばならず、しかも、日常会話的なものから、スピーチ、人生哲学、社会問題にいたるまで、問題が多岐に渡っています。ところで英語のコミュニケーション力は、大きく、「描写力」「対話力」「論理的意見陳述力」の3つに分かれますが、IETLSは、それらすべてをバランスよく評価しており、好きな人物、本、場所、国、趣味やグラフ、図など何でも描写できる能力を要求しています。

文科省は、グローバル時代に世界で活躍できる英語力を備えた人材育成のために、英語の発信力を重視した英検、TOEFL iBT、IELTS、TEAPなどの試験を大学入試に採用すると発表しました。しかし、TOEFL iBTはスピーキング・ライティング問題ともに、リスニングやメモ取りを重視した4技能一体型のIntegrated式の問題もあって特に高校生には難しすぎ、英検は段階的でいいのですが、海外の大学留学に使えないので、留学を推奨している文科省のポリシーにも合う、このバランスが取れた素晴らしいIELTSが有望な試験と言えます。事実、世界でも日本でも、高い受験料にもかかわらず、IELTS受験者の数が近年増大しています。

こういった現状の中、このように非常に価値の高いIELTSの試験の中でも、日本人英語学習にとって特にハードルの高い、スピーキングとライティングのスコアUPにフォーカスした決定版を作りました。その内容は、IELTS受験者の弱点を合理的なメソッドで徹底的に強化し、短期間で、効率よく、飛躍的にスコアをUPするために、「必勝攻略ポイント」「パラフレーズトレーニング」「キーアイデアトレーニング」「必勝フォーマット」「実践問題特訓」を網羅した画期的なものとなっています。

本書の制作にあたり、惜しみない努力をしてくれたアクエアリーズスタッフの田岡千明氏(スピーキングPart3とライティングTask1&Task 2担当 [IELTSだけでなく、TOEICのLRとSW、ITP TOEFLのスコアはすべて全国第一位])、上田敏子氏(全体編集とTask2担当 [日本で最難関の国連英検特A、工業英検1級を1番で合格])、小谷延良氏(スピーキングPart1&2とライティングTask 1&2担当 [IELTSを3年以上受験して徹底的に研究し、スピーキングスコア8.0を8回以上取得])、および編集をしてくださったアスク出版の道又敬敏氏には感謝の意を表したいと思います。それから何よりも、われわれの努力の結晶である著書をいつも愛読してくださる読者の皆さんには、心からお礼を申し上げます。

留学とは関係なく一人でも多くの人がこのやりがいのあるIELTSにチャレンジされることを祈りつつ、明日に向かって英悟の道を

2016年9月

Let's enjoy the process!(陽は必ず昇る!)

植田一三

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