この度、アクエアリーズの先生やスタッフの方々のお陰で英検1級に合格できました。仕事では英語を使うことがなく、TOEICは5年前の840点がベストスコアというレベルでしたが、勉強のモチベーション維持のために目標は高く立てようと考え、英検1級の受験を決意しました。結果、3ヶ月後の1次試験は合格、2次試験は1回目が独学で不合格、その後、2次試験対策を受講させていただきなんとかリベンジを果たせました。
英検1級は大問1で25問語彙問題があり、アクエアリーズの1次試験対策講座の語彙問題演習では、絵を使って視覚的に暗記したり、語源から理解して覚えるため、暗記効率が高かったと感じます。並行して、無料特典のボキャブラリービルディングのオンライン講座やアクエアリーズの単語テキスト2冊(Vocabulary 1000のIntermediate levelとIntermediate-Advanced level)、出た単アプリを活用しました。熟語については英検1級100時間大特訓(植田一三)の付録にある300個を暗記しました。本番の2022年第1回では23/25問を取れました。
長文問題対策は1次試験対策講座と過去問演習を主に行いました。授業では、良質なタイムやエコノミストなどの記事を扱っていただき、内容や設問が難しいため、英検1級の長文問題が読みやすく感じました。英検1級の長文読解の語彙レベルは大問1ほど高くなく、難解な構文も基本的に出題されず、内容を理解できれば選択肢は素直であるため正解を選びやすいと言われています。過去問演習時に解答根拠を明確にすることで問題の傾向を把握できると思います。
現在の英検1級の配点基準において、英作文は配点が非常に高いため特に注力しました。ここで大失敗すれば不合格、逆に満点を取ればリーディングやリスニングで多少正答率が低くても挽回できると言われています。英作文対策は授業メインで取り組みました。毎週1題のトピックについて英作文の宿題があり、他の受講者の方を含めて毎週2題ほどのトピックを授業の中で扱うため、幅広いトピックに触れることができる良い機会だったと思います。各トピックに対するイッチー先生やトシアーナ先生の深い洞察や見識が目から鱗でした。また、英文添削をしていただくことで自身の間違いに気づくことができたり、受講者間でアイデアを共有したりできたことが大きな学びであったと思います。
1次試験合格後、2次試験の勉強を独学で開始しましたが、時間の関係上、1次試験対策の英作文の復習のみで(ほぼすべて丸暗記)挑むことになりました。本番のスピーチでは5つのトピックから1つを選びますが、知識不足のため、どれも話せるものがありませんでした。結果はSpeech点が4/10点と低評価となり不合格でした。その後、アクエアリーズの2次試験対策に申し込みさせていただきました。2次試験対策としては、授業の予復習と過去問10年分ほどに取り組み、最終的に200を超えるトピックに対してスピーチできる状態にしました。過去問では模範解答の傾向を確認するよう心掛けました。前回の反省点として丸暗記はせず、どのようなパターンのトピックが出題されても臨機応変に対応できるよう、情報収集した上で、アーギュメントや例文は自身で構築することを意識しました。情報収集はネットや書籍(①英語で意見を論理的に述べる②英語で経済・政治・社会を討論する技術と表現)を活用しました。また、本番ではアナログ時計を使用してもルール上は問題ないため、時計で時間管理しながらスピーチする練習をしました。ただし、あまり時計を気にしすぎてアイコンタクトが減ってしまうと印象がよくない可能性があるため確認頻度は注意しました(採点項目に態度点はないですが)。授業の中では、100題以上の膨大な量のトピックに加えて、先生に2分間のスピーチをし、その後4分間程の質疑応答を行うという本番さながらの形式であるため、実践力が付いたと思います。鋭い質問をしていただいたことで、試験当日の質問は簡単に感じるくらいで、Interactionでは10/10点をいただけました。