<英悟道ランク表>
① 入門者:英悟道5級
英検4級・CEFR A1レベル [ 書く能力はspeedない段階 ]
家族,日課,趣味など個人的なトピックや,時間・日時・場所などについての簡単なQ&Aができる。英語を始めて半年ぐらいで達するレベルで、認識語彙は300語ぐらいあるが運用語彙は100語ぐらい。英語放送はあいさつ程度のところしか聞き取れず理解度1%以下。話す英語も片言程度。
② 初心者:英悟道4級
英検3級・TOEIC200点・CEFR A1レベル[ ごく簡単な英文が書けるレベル]
趣味,部活動などなじみのあるトピックに関して,日常生活に関する簡単な事実を限られた構文で描写できる。中学校卒業レベルの英語力。最も効果的なプログラムで英語を1日約3時間勉強すれば1年(1000時間)ぐらいでこのレベルに達することができる。認識語彙は500語ぐらいあるが運用語彙は200~300語ほど。英語放送は理解度3%以下でほとんどわからない。
③ 初級者:英悟道3級
英検準2級・TOEIC350点・CEER A2レベル
[日常の事柄についてかろうじて通じる英語で発信することができるレベル]
簡単な英語で、自分の意見や気持ちや日常的な出来事や学校・地域などについて述べることができる平均的高校2年生ぐらいの英語力。最も効果的なプログラムで英語を1日約3時間勉強すれば2年(2000時間)ぐらいでこのレベルに達することができる。認識語彙は1000語ぐらいあるが運用語彙は500語ほど。英語放送理解度は5%以下。
④ 中級者:英悟道2級
英検2級・TOEIC 540点・IELTS 4.5・TOEFL iBT 42点・CEFR B1レベル
[日常の事柄を4割、社会問題を2割、何とか通じる英語で発信できる]
公共機関などで問題を説明でき,自分の関心がある社会問題について自分の意見をある程度発表し,聴衆からの質問にもなんとか対応できる。短い新聞記事ならあらすじや要点を説明できる。平均より高めの高校生の高校卒業レベルの英語力。最も効果的なプログラムで英語を1日約3時間勉強すれば4年(4000時間)ぐらいでこのレベルに達することができる。認識語彙は4000語ぐらいあるが運用語彙は1500語ほど。英語放送理解度は約10%。
⑤ 中級者:英悟道1級
英検準1級・TOEIC 760点・IELTS 6・TOEFL iBT 70点・CEFR B2レベル
[日常生活・人生哲学を6割、社会問題を4割、大体通じる英語で発信できる]
日常的な事柄から様々な社会問題・学問分野まで幅広いトピックの話し合いで、自分の考えや視点を述べることができる。平均より数段高い大学生の英語力。最も効果的なプログラムで英語を1日約3時間勉強すれば6年(6000時間)ぐらいでこのレベルに達することができる。認識語彙は8000語ぐらいあるが運用語彙は3000~4000語ほど。英語放送理解度は約20~30%で、英字新聞や簡単な英字誌記事は読むことができ、その読解速度100-150 wpm。
*ただし純ドメ日本人の場合、iBTに関しては準1級レベルでは60点台になる率が高い
⑥上級者:初段
英検1級・TOEIC 920点・IELTS 7・TOEFL iBT 92点・CEFR C1レベル
[日常生活・人生哲学を7割、社会問題を6割、論理的に英語で発信できる]
日常的な事柄からビジネス、様々な社会問題・学問分野まで幅広いトピックの話し合いで、自分の意見を論理的で正確に表現でき,各分野の目的に合った言葉遣いが効果的にでき、複雑なトピックに関しても論じて適切な結論でまとめることができる。英語でプレゼンやミーティング・交渉ができ、通訳士や翻訳士の見習いとして仕事をし始めるレベル。最高峰の大学生の英語力。最も効果的なプログラムで英語を1日約3時間勉強すれば8年(8000時間)ぐらいでこのレベルに達することができる。認識語彙は10000語以上あるが運用語彙は5000~6000語ほど。英語放送理解度は50~60%で、英字誌読解速度は200-250 wpmぐらい。
*ただし、「受信型の英語学習」を中心に勉強している場合は検定試験にはパスしても発信力は弱い。
⑥ 上級者:2段
英検1級・TOEIC満点・IELTS 8・TOEFL iBT 108点・通訳案内士・工業英検1級・国連英検特A級のうちの5つ以上取得・CEFR C2レベル
[日常生活・人生哲学を8割、社会問題を7割、論理明快に英語で発信できる]
口語・慣用表現を使いこなして、細かい意味のニュアンスを正確に伝えることができ,状況にあった文体と効果的な論理構成で記述・論述ができ、読者や聴衆に重要な点を把握・記憶させることができる最も効果的なプログラムでインテンシブに1日約3時間勉強すれば10年(10000時間)ぐらいでこのレベルに到達できる。認識語彙は2万語以上あるが、運用語彙は8000~1万語(英字新聞で使われるような書き言葉をかなり使いこなせる)、英語放送理解度は60~70%、英字誌読解速度は300 wpmぐらいで、プロの通訳士や翻訳士に多いレベル。
⑦ 超級:3段(検定試験の域を超えた段階)
[日常生活や人生哲学を9割、社会問題を8割、引き締まった論理的な英語で発信できる]
英字誌の記事を書くことができ、運用語彙1万~1.5万語(英字新聞やTIMEに使われる書き言葉は大体使いこなせる)、英語放送理解度70~80%、英字誌読解速度は350-400 wpmぐらい。また、英検1級、工業英検1級、国連英検特A、GREなど対策クラスを準備しなくても教えることができ、上級者向けの英語学習本を執筆したり、洋画字幕翻訳者、同時通訳者、英語ニュースライター、英字新聞ライターなど一流の英語のプロとして活躍できるレベル。
⑧ 達人:4段―5段
[ネイティブ教養人と比べて全く遜色なく、どんな哲学的な問題や社会問題についてもレトリカルで引き締まった論理的な英語で発信できる]
ここから作品や演説で勝負する段階で、4段は一流英字誌のような記事や洋書を書くことができるレベルで、5段はそれを真にエンジョイできるレベル。運用語彙は、4段は1.5万~2万語、5段は2万~3万語、英語放送理解度80~90%、英字誌読解速度400-500 wpm以上。ここからが正念場で、歴史に残る名著・演説を残したり、世界で活躍できる優れた人材を育成したりする真の「菩薩の道」を歩むための努力を怠ってはいけない境地である。