
講座案内
期間 | 2010年 1月24日(日)~2010年 3月28日(土)全10回 |
時間 | 13:00~16:00 |
場所 | Aquaries東京新宿校(JR新宿南口、地下鉄大江戸線、京王線 新宿) |
入学金 | |
受講料 | \63,000(税込/教材費別)
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教材費 | 約\10,500 |
講師 | 植田 一三(Ichy Ueda) |
国連英検特A TOEIC満点突破講座
(1) テスト20分 解説35分 |
2万語水準ボキャビル&イディオム力UPトレーニング(60分)
国連英検特A、TOEIC満点を同時突破できるように語彙・イディオム力・国際情勢知識力UPトレーニングを行なう。毎週指定の範囲の語彙・表現からテストを行うことによって、学習のモチベーションを高め、タイム・エコノミスト・CNNなどの時事英語必須表現をマスターする。 テスト内容
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(2) | ライティング力UPトレーニング(50分)
国連英検特Aエッセイライティング問題で高得点が取れるように、毎週2トピックのエッセイの添削指導と背景知識力UPを通じてライティング力UPトレーニングを行なう。 |
ブレイク(10分)
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(4) | タイム・エコノミスト読解&背景知識力UPトレーニング(60分)
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受講生・合格者の声
2008年 春 合格 荒井 俊明

留学経験:無
勤務先:住友金属工業(株)
国連英検合格者サイトに写真入で掲載中!
普段の生活で英語を使うことは皆無、海外で暮らしたこともありません。NHKの「ビジネス英語」でリスニングとシャドーイングを主体に、細々と勉強を続けてきました。
TOEICは900点をやや越える程度。今回の合格は「戦略」と「運」によるものだと思います。
<1次試験>
難易度の高さと合格点の意外な低さに着目しました。
初めて挑んだ結果は37点。(合格点56点)明らかに実力不足ですが、問題量の多さに圧倒されてエッセイにほとんど時間をあてられなかった(20点満点中4点)のが最大の敗因でした。
2度目は、エッセイに30分、2番の読解に20分、その他の問題10分を目安に、全問解答することを目標にしました。結果は51点。(合格点57点)しかし残りの数点を埋めることの難しさを実感しました。
ここから本格的な1次試験対策を始めました。植田一三先生主宰の「アクエアリーズ」に通い、主に文法・語法問題の解き方とエッセイの書き方を学びました。毎週指定されたテーマについてエッセイを書き、植田先生の講評をいただくなかで、それまで見えなかった弱点が見えてきました。他の方々のエッセイを読むことで異なる視点を学ぶこともでき、大いに啓発されました。語彙はアクエアリーズの教材を使い、読解は過去問以外に「Universe of English」(東京大学出版会)のシリーズを読み込みました。後者は、特A級向けとしては語彙が易しめなものの、内容がバラエティに富んでいて、速読用の教材にぴったりです。目標点はエッセイ10/20、読解30/50、その他20/30、合計60/100と定めました。
こうして迎えた3度目の受験。目標点を越えたのはエッセイのみでしたが、合格点のほうが下がって丁度私の得点(54点)が合格点になっていました。
<2次試験>
1次合格の通知を受けたものの途方にくれました。
2次試験について情報がほとんどなく、何を聞かれるのかわからない。そもそも通訳案内士受験以来、英語を話したことがない。
そこで、はるか昔、英検1級のときお世話になった「テソーラスハウス」の門をたたきました。2次試験までの二週間、若いネイティブの先生方から計5回のレッスンを受けました。さすがに普段の練習がシャドーイングのみでは、初めは簡単な会話さえも成り立たず、先生も絶句していました。そこは持ち前の厚顔さで押し切るうちに、徐々にコミュニケーションが取れるようになりました。
そのなかで気づいたのは、普段私が考えている国際問題と、ネイティブの先生方の考えているそれとでは、ギャップがあることです。例えばダルフールの問題は、日本のメディアでめったに伝えられることがありません。ところが海外のメディアにおいては、常にその動向が注目され報道されているというのです。未知の広がりを持つ国際問題の一端に触れえたことは、この試験を受けた最大の収穫でした。
私の場合、知識で勝負するしかないと思い、「茅ヶ崎月刊教本」の過去数ヶ月分から聞かれそうなトピックをピックアップし、植田先生による「日本の地理・歴史の知識と英語を身につける」(ペレ出版)の戦後史の章を読み込みました。
こうして2次試験を迎えました。質疑を受けたのは
(1)日韓関係(教科書・竹島) (2)北朝鮮(拉致・核開発) (3)日本のテロ対策 (4)G8サミット(温暖化・貧富の格差・福田首相への評価) (5)原料価格高騰への対応 (6)パレスチナ問題の解決策 (7)イラク撤兵の可能性 (8)アメリカ大統領選(予備選でのオバマの勝因・マケインは勝てるか)
他の方々に比べて質問の数が多かったようです。察するに、私の英語を聞いて「こりゃだめだ」と思った試験官の方々が、助け舟で数多く質問を振ってくれたのだと思います。とすれば日本的な試験の公正の観点から外れるのかもしれませんが、少しでも受験者の長所を引き出して評価しようという姿勢を感じました。冒頭試験官の方から自己紹介を受けるというのも、初めての経験でした。
結果はComprehension9、Speaking6、Communication7、Knowledge10の総合8点。これもぎりぎりの合格だったと思います。Speaking中のPronunciationに至っては4点という出来でした。
<現在>
あれから1年、勤務している会社からサウジアラビア赴任の辞令を受け10月に赴任いたしました。
言葉である以上、発音や文法は大事です。しかし最も重要なのは、意思の疎通に向けて互いに歩み寄ろうとする姿勢ではないでしょうか。
「日本人英語、参る!」の精神で頑張ります。
国連英検特Aのすすめ 2007年11月合格 上田敏子

Ichy先生の国連英検特Aクラスに2007年度春に参加しました。
クラスは非常に少人数でアットホームですが、授業内容は非常にハイレベルでインテンシブ。内容は、国連英検には必須の国際情勢の知識のレクチャー(毎週、中東・北朝鮮・EUなど地域別に、歴史的見地に基づいた現状分析は驚きの連続でした!)と、それに基づく時事問題エッセイ添削、英検1級ではカバーできない、TIME・Newsweekによく見られる時事問題を語る際の頻出フレーズ(たとえば、dig one's heels in(自分の意向に固執する、頑として譲らない), pyrrhic victory(犠牲を払って得た勝利) moral high ground(精神的な優位)など)に親しんだり、最難関の文法・語法問題は、全文を読まずにコロケーションだけで解いてしまうIchyアプローチなどを伝授していただきました。おかげで、試験では、エッセイに余裕の30分を当てることができ、1次試験を一発突破。2次試験対策としては、直前に面接シミュレーションをしていただき、会場では、非常に楽しく、試験官と国際情勢について意見を交わすことができ、Comprehension, Speaking, Communication, Knowledge(International Affairs)すべてのカテゴリーで満点といううれしい評価もいただきました。
この講座のおかげで、国連や世界情勢に対する興味がますます出、きらきら光る表現集への思いも高まり、気合をいれてTIME や Economistなどのarticleを読もう、そして国際問題についてもっと自分の意見を発信できるようになろう、という意欲が高まりました。試験に受かることは、ほんの勉強の入り口でしかありません。これからも、ASCで非常にハイレベルな仲間とともに勉強して、英語力、発信力を高めていきたいと思います。
植田 一三(Ichay Ueda)

年齢・性別・国籍を超える英悟の超人(ATEP [Amortal “Transagenderace” Educational Philosophartist]), 最高峰資格8冠突破&ライター養成校「アスパイア」学長。
自己実現と社会貢献を目指す「英悟道」精神,“Let’s enjoy the process!(陽は必ず昇る)”を教育理念に,指導歴40年で英検1級合格者を約2,700名以上輩出。出版歴35年で著書は120冊を超え,多くはアジア5か国で翻訳。
ノースウェスタン大学院・テキサス大学博士課程留学,同大学で異文化間コミュニケーションを指導。
教育哲学者(educational philosopher),世界情勢アナリスト,比較言語哲学者(comparative linguistic philosopher),社会起業家(social entrepreneur)。