講座の7大特長
英検1級合格後に、ワンランクUPを目指して、国連英検特Aを目指す人は、合格点(55‐57点)に2‐3点足りない人がほとんどです。それは、語彙力、コロケーションで解くコツ、エッセイライティング力、背景知識力が不十分なことによるものです。そこで、1人でも多くの人を合格に導くために、そういったスキルを短期間でワンランクUPさせるのが、この「国連英検特A突破短期集中セミナー」です。
講座案内
講師 植田 一三"Eigo"の「超人」プロフィール
Ichy(Ingenious, Charitable, Hilarious Yogi) Ueda(Ultra-Edutaining & Dynamic Artist)
Aquaries School of Communication学長。ノースウェスタン大学コミュニケーション学部修士課程修了後、テキサス大学スピーチコミュニケーション学部博士課程に留学し、学部生に異文化間コミュニケーション、パブリックスピーキングなどを1年間指導。Let’s enjoy the process!(陽は必ず昇る!)をモットーに、過去27年間の 教歴 において、英検1級合格者を1300人以上輩出、その他TOEIC満点、通訳案内士試験、工業英検&ミシガン英検1級、国連英検特A、TOEFL iBT110点を突破する「究極の資格10冠突破講座」を指導、過去23年間に渡って英語のプロ・達人を養成する「発信型英語教育図書」を数十冊出版し、英検1級、TOEIC、TOEFL対策や「発信型スーパーシリーズ(ボキャビル、英文法、スピーキングなど)は超ベストセラーで、その多くは中国、韓国、台湾、マカオ、シンガポールなどアジア5カ国以上で翻訳されている。
神奈川県 加賀美 晃さん
取得資格 | 国連英検特A 工業英検1級 実用英検1級 TOEIC 990点 通訳案内士 |
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留学経験 | 米国(MIT Sloan / MOT Program)1年 |
合格コメント
この「国内最難関」とも言うべき国連英検特A級の合格により、念願だった「英語資格5冠」を達成致しました。そもそもの始まりは、約10年前の実用英検1級の受験でした。以来、「資格試験は手段であり目的ではない」をモットーとして、それぞれに個性溢れる5つの資格試験の勉強を弛まず続けて来ました。結果として、「読む、書く、聴く、話す」全ての面でバランスの取れた英語力はもちろんのこと、日本人「国際ビジネスマン」としての基本的素養(日本的事象の発信能力や世界情勢に対する見識など)も少しづつですが身に付けることが出来たと思います。
以下、今回の試験勉強を簡単に振り返ってみます。
《1次試験対策》
元々国連知識と英作文にはある程度自信がありましたので、もっぱら語彙力増強と文法知識の再確認に努めました。必勝を期すために、アクエアリーズの「国連英検特A突破短期集中セミナー」も受講しました。同セミナーでは、語彙問題をコロケーションで解くコツや時事長文を読み解くための背景知識を体系的に学ぶことができ、とても参考になりました。ちなみに、このアクエアリーズとのお付き合いは、同校の英検1級2次試験対策講座の受講にまで遡ります。当時、英語の発信能力にまったく自信がなかった私は、植田学長の手作り教材と叱咤激励に大いに刺激を頂いて勉強を積み重ね、何とか「最初の1冠」を手にすることができました。これにより、「やれば出来る」という自負心と「この程度の英語力ではまずい」という問題意識とを同時に持てたことが、私の英語学習者としての「本当のスタート」だったと思います。
《2次試験対策》
私の場合、英語の勉強を本格的に始めたのが35歳過ぎだったせいか、しばらく英語から遠ざかっただけですぐに「英語のコミュニケーション勘」を失ってしまうという弱点があります。したがって、2次試験対策としては、「毎日英語を話す」ことを最優先に取り組みました。これに役立ったのが、「English Power」というオンライン英会話スクールです。「25分間のマンツーマンレッスンが30回/月で5,000円」という破格な料金体系、iPhoneさえあれば「いつでも・どこでも」受講できるという利便性、並びに、優秀なフィリピン人講師陣にも助けられて、The Japan TimesやDaily Yomiuri等の社説記事を主な題材に、平均月20回以上のマンツーマンレッスンを数ヶ月続けてきました。また、試験直前には、インターネット上の「Nikkei Archives」と「Wikipedia」を駆使して、徹底的に過去一年間の主な時事ニュースのおさらいもしました。実際の試験では、どちらかと言うとあまり馴染みのないトピックス(アラブの春、イランの核兵器開発疑惑、北朝鮮問題)ばかり試験官に質問されましたが、事前準備のおかげで、特に慌てることもなく、落ち着いて答えることが出来ました。
さて、幸運にも「英語資格5冠」を達成できた訳ですが、いまだに実力不足という現状は自分自身が一番よく分かっています。アクエアリーズの植田学長の教え(「Let’s enjoy the process!」)を肝に銘じ、引き続き精進して参りたいと思っています。
英語学習は「終わりのない旅」です。これから国連英検特A級の取得を目指している「同好の士」の皆さんも、ぜひいっしょに頑張って行きましょう!
国連英検特Aのすすめ 上田敏子さん
国連英検特Aのすすめ
Ichy先生の国連英検特Aクラスに2007年度春に参加しました。クラスは非常に少人数でアットホームですが、授業内容は非常にハイレベルでインテンシブ。内容は、国連英検には必須の国際情勢の知識のレクチャー(毎週、中東・北朝鮮・EUなど地域別に、歴史的見地に基づいた現状分析は驚きの連続でした!)と、それに基づく時事問題エッセイ添削、英検1級ではカバーできない、TIME・Newsweekによく見られる時事問題を語る際の頻出フレーズ(たとえば、dig one's heels in(自分の意向に固執する、頑として譲らない), pyrrhic victory(犠牲を払って得た勝利) moral high ground(精神的な優位)など)に親しんだり、最難関の文法・語法問題は、全文を読まずにコロケーションだけで解いてしまうIchyアプローチなどを伝授していただきました。おかげで、試験では、エッセイに余裕の30分を当てることができ、1次試験を一発突破。2次試験対策としては、直前に面接シミュレーションをしていただき、会場では、非常に楽しく、試験官と国際情勢について意見を交わすことができ、Comprehension, Speaking, Communication, Knowledge(International Affairs)すべてのカテゴリーで満点といううれしい評価もいただきました。この講座のおかげで、国連や世界情勢に対する興味がますます出、きらきら光る表現集への思いも高まり、気合をいれてTIME や Economistなどのarticleを読もう、そして国際問題についてもっと自分の意見を発信できるようになろう、という意欲が高まりました。試験に受かることは、ほんの勉強の入り口でしかありません。これからも、ASCで非常にハイレベルな仲間とともに勉強して、英語力、発信力を高めていきたいと思います。
堺 研二さん (福岡県) [特A級合格]アクエアリーズ スクールのGWA (Gifted Writer’s Association)(メンバー)
数々の資格試験を受験した経験から言えることは、国連英検特A級は間違いなく最難関の試験です。その試験に合格したことを喜ぶ気持ちと同時に、特A級に恥じない英語力を維持・向上させなければいけない、という身の引き締まる思いがしています。
1次・2次試験別に実行したことを簡単に述べますが、本試験を目標にされている方の参考になれば幸いです。
〈1次試験〉
先ず過去問で、質・量・レベルを体験しました。語彙レベルは英検1級をはるかに超えるレベルなので、単なる多読だけではだめで、意識的にボキャビルをしないと太刀打ちできないと思います。The Daily Yomiuri(以下DY)を定期購読し、一面、社説、国際面を中心に読みました。また、DYにThe Washington Postなどから転載される記事やscienceなどの記事も時々読みました。The Economistのサイトに定期的にアクセスし、日本関連や国際関連の気になる記事を中心に読み、不確かな単語、表現等は英英辞典でチェックしました。指定テキストの『わかりやすい国連の活動と世界』は1次・2次ともに役立ちますが、普段から質の高い英文を多量に速読するようにしていないと1次試験の質・量に圧倒されます。
また、時間配分も大切だと思います。私は基本的に順番通りに解答していき、最後の作文に入る時点で、残り30分という目標を設定しました。トピックにもよりますが、指定語数の英文をどれくらいの時間で書けるのかということを知っておくのも必要です。20点の配点になっていますので、ここで70%以上の得点を確保できると大きいと思います。
〈2次面接試験〉
何度か苦杯を喫していますが、今回は想定問題など一切用意しませんでした。その代わり、DYの国際・国連関連記事や、「Welcome to the United Nations-It’s your world」というサイトの記事を中心に速読・音読しました。これが本番では役立ちました。音読していた英語が口をついて出てくることがありました。また毎朝、聴いているBBCのWorld Newsも効果的でした。
面接シートに書いたことについても聞かれましたが、特に用意はしていませんでしたが、普段、自分が関心を持っていることなので、なんとか答えられました。日常、英語を話すことは、それほどありませんので、長年、NHKラジオの「実践ビジネス英語」や「英会話」で、耳慣らし、口慣らしをしています。
面接官の質問にアイコンタクトを保ちつつ、素早くレスポンスし、たとえ流暢でなくても、ポイントを外さず、真摯に答えることが大切だと思います。
いろいろ書いてきましたが、小手先のテクニックが通用しない試験だと思います。「聴く・話す・読む・書く」をバランスよく強化し、「野太い英語力」を身につけるのが一番だと思います。
浦 勇樹さん (三重県) [特A級合格]2010年度 第2回 合格
アクエアリーズ スクール国連英検特A講座 受講生
米国留学中にInternational Relationsを受講し、またスーダンやソマリアから米国へ来た難民を支援するボランティア活動に参加して以来、国際問題(特に貧困問題)に興味を持ちました。帰国後、単なる英語力だけでなく、国際問題について幅広い知識と自分の意見が求められる国連英検の存在を知り、挑戦を決意しました。
〈1次対策〉
・公式テキストを読み込み、国連知識問題(配点10点)満点を目指しました。ここで高得点を取ることが大切だと思います。
・TIMEやThe Economistで背景知識を深めると同時に、ボキャブラリーを強化しました。
・洋書を読み、GMAT-verbal問題を解くことによって英語読解力を鍛えました。
〈2次対策〉
・BBC-Podcasts-Global Newsを毎日欠かさず聴き、リスニング力を鍛え、同時に国際情勢知識を増やしました。
・The New York TimesのeditorialやAl Jazeera EnglishのInside Storyを利用して各論者の見解を参考にし、自分の言葉で自分の意見を伝えることができるよう練習しました。
・米国で政治やジャーナリズムを専攻する日本への交換留学生とディベートやディスカッションを行い、スピーキング力を鍛えました。
国連英検を受験することができる学生最後のチャンスで特A級に合格でき、非常に嬉しく思います。国連英検合格を目指すことによって、英語力が向上しただけでなく、国際情勢に対する知識が深まり、さらに関心が高まりました。4月からは社会人として、ビジネスの世界で精進しますが、これからも国際関係に関心を持ち続け、将来、アフリカやアジアの貧困撲滅に貢献できるよう頑張りたいと思います。
小林 晧志さん(広島県)[特A級合格]2009年度 第2回 合格
アクエアリーズ スクール通信教育受講者
<1次試験>
何度も受けて失敗したが、数ある英語の資格試験の中でも難関中の難関である。
1次試験は所要時間2時間とはいえ、問題の量に圧倒される。じっくり考えて解くような余裕はない。ほとんどが読解であるが、出てくるボキャブラリーは難易度は最高レベルのものが多く、こんな単語が辞書に載っているのかと最初の頃は苦悶した。問題の量からしても短期間の付け焼刃的な学習では太刀打ちできない。長期戦の覚悟の取り組みが必要である。
まず、国連に関する読本(参考書)は十分学習し、ポイントは確実に把握しておく必要がある。正誤選択問題では global な視点から、あらゆる分野の問題が出る。社会、政治、スポーツ、芸能等について出題されるので、日頃から新聞やテレビなどは注意して見ておく必要がある。
次に、英作文(配点20点/100点中)は、常に7割のレベルを目指してきた。これも、じっくり考えて書くような時間はない。また、必要単語数が250~300語数はかなりきつい。私は過去10年にわたって主要新聞の社説からトピックになりそうなものを切り抜き、同時に、相当する英字新聞からも社説を切り抜き、ファイルにまとめてきた。これは簡潔な時事英語表現を習得する上で大いに役立った。また、これらのglobal なトピックは2次の面接試験でも役立った。1次の筆記試験は65点以上を目指さないと安全圏にないので、時間との戦いを考えるとかなりきついと思います。
<2次試験>
この面接試験も出題範囲が global なため、何を聞かれるか分らないので日頃から新聞には毎日、目を通すようにした。最低限ニュースのポイントだけは把握しておくようにした。やり方としては、まず現在、世界で一番問題になっている事象を日本語でまとめ、これに相当する英文を作成して出来るだけポイントは覚えるようにした。例えば、global warming, terrorism, global economic crisis, nuclear proliferation などは最重要トピックであろう。そして、これらの問題が国連のどの組織、専門機関と関わっているかを説明する必要がある。それと問題を聞かれたら、必ず解決方法を説明させられるので、自分なりの回答を準備しておく必要がある。最近の新インフルエンザの swine flu なら WHO, nuclear test なら IAEA, global economic crisis の問題なら G-8 Summit meeting といった具合に関連づけて説明出来るようにしておく。また、試験直前に提出させられる面接シートの中の「尊敬する人物」については、記入した人物については十分説明が出来るように準備が大切です。
最後に、試験官から、これで終了するが「何か言いたい事はないか?」と聞かれ、次のように述べた。“14年前、勤めていた会社を定年退職し、何か英語を使った仕事はないかと模索していた時、興味ある新聞記事を見つけた。英国からの元連合軍捕虜と遺族が広島平和公園を訪問するというものだった。これを契機に事後、ボランティアで彼らの訪問の手伝いを14年間やってきたが、戦争捕虜として彼らが受けた心の傷を癒すのに私の行動は役に立ったと信じている。これからも日本と外国との相互理解と友好のために貢献したい” と述べた。
荒井 俊明 さん (茨城県) [特A級合格]2008年第1回 合格
アクエアリーズ スクール国連英検特A講座 受講生
普段の生活で英語を使うことは皆無、海外で暮らしたこともありません。NHKの「ビジネス英語」でリスニングとシャドーイングを主体に、細々と勉強を続けてきました。
TOEICは900点をやや越える程度。今回の合格は「戦略」と「運」によるものだと思います。
<1次試験>
難易度の高さと合格点の意外な低さに着目しました。
初めて挑んだ結果は37点。(合格点56点)明らかに実力不足ですが、問題量の多さに圧倒されてエッセイにほとんど時間をあてられなかった(20点満点中4点)のが最大の敗因でした。
2度目は、エッセイに30分、2番の読解に20分、その他の問題10分を目安に、全問解答することを目標にしました。結果は51点。(合格点57点)しかし残りの数点を埋めることの難しさを実感しました。
ここから本格的な1次試験対策を始めました。植田一三先生主宰の「アクエアリーズ」に通い、主に文法・語法問題の解き方とエッセイの書き方を学びました。毎週指定されたテーマについてエッセイを書き、植田先生の講評をいただくなかで、それまで見えなかった弱点が見えてきました。他の方々のエッセイを読むことで異なる視点を学ぶこともでき、大いに啓発されました。語彙はアクエアリーズの教材を使い、読解は過去問以外に「Universe of English」(東京大学出版会)のシリーズを読み込みました。後者は、特A級向けとしては語彙が易しめなものの、内容がバラエティに富んでいて、速読用の教材にぴったりです。目標点はエッセイ10/20、読解30/50、その他20/30、合計60/100と定めました。
こうして迎えた3度目の受験。目標点を越えたのはエッセイのみでしたが、合格点のほうが下がって丁度私の得点(54点)が合格点になっていました。
<2次試験>
1次合格の通知を受けたものの途方にくれました。
2次試験について情報がほとんどなく、何を聞かれるのかわからない。そもそも通訳案内士受験以来、英語を話したことがない。
そこで、はるか昔、英検1級のときお世話になった「テソーラスハウス」の門をたたきました。2次試験までの二週間、若いネイティブの先生方から計5回のレッスンを受けました。さすがに普段の練習がシャドーイングのみでは、初めは簡単な会話さえも成り立たず、先生も絶句していました。そこは持ち前の厚顔さで押し切るうちに、徐々にコミュニケーションが取れるようになりました。
そのなかで気づいたのは、普段私が考えている国際問題と、ネイティブの先生方の考えているそれとでは、ギャップがあることです。例えばダルフールの問題は、日本のメディアでめったに伝えられることがありません。ところが海外のメディアにおいては、常にその動向が注目され報道されているというのです。未知の広がりを持つ国際問題の一端に触れえたことは、この試験を受けた最大の収穫でした。
私の場合、知識で勝負するしかないと思い、「茅ヶ崎月刊教本」の過去数ヶ月分から聞かれそうなトピックをピックアップし、植田先生による「日本の地理・歴史の知識と英語を身につける」(ペレ出版)の戦後史の章を読み込みました。
こうして2次試験を迎えました。質疑を受けたのは (1)日韓関係(教科書・竹島) (2)北朝鮮(拉致・核開発) (3)日本のテロ対策 (4)G8サミット(温暖化・貧富の格差・福田首相への評価) (5)原料価格高騰への対応 (6)パレスチナ問題の解決策 (7)イラク撤兵の可能性 (8)アメリカ大統領選(予備選でのオバマの勝因・マケインは勝てるか)
他の方々に比べて質問の数が多かったようです。察するに、私の英語を聞いて「こりゃだめだ」と思った試験官の方々が、助け舟で数多く質問を振ってくれたのだと思います。とすれば日本的な試験の公正の観点から外れるのかもしれませんが、少しでも受験者の長所を引き出して評価しようという姿勢を感じました。冒頭試験官の方から自己紹介を受けるというのも、初めての経験でした。 結果はComprehension9、Speaking6、Communication7、Knowledge10の総合8点。これもぎりぎりの合格だったと思います。Speaking中のPronunciationに至っては4点という出来でした。
<現在>
あれから1年、勤務している会社からサウジアラビア赴任の辞令を受けました。
言葉である以上、発音や文法は大事です。しかし最も重要なのは、意思の疎通に向けて互いに歩み寄ろうとする姿勢ではないでしょうか。「日本人英語、参る!」の精神で頑張ります。